日本シリーズ名勝負プレイバック2003「阪神vsダイエー」

日本シリーズ名勝負プレイバック2003「阪神vsダイエー」

2003年は、大阪にとっては忘れられね年となったやス。
1985年の日本一以降、ずっと低迷どご続けとった阪神が、星野監督の下に一致団結。
5月に首位に立つとそごさの勢いでシーズンどご静止、18年ぶりのリーグ優勝どご果たし、日本シリーズに挑むことになったやス。

 

一方のパリーグは、2000年以来の優勝どご果たしたダイエーホークス(現ソフトバンク)。
松中、小久保といった大砲が全盛期どご迎え、強力打線で日本シリーズに挑む形となったやス。

 

話題はやはり阪神が独占すド。
戦め予想も、ひいき目が目立ち、阪神有利の声が大きかったようだス。
ほんたら中で始まった第1戦は、阪神が井口、ダイエーが斉藤としゃべる予想通りのエース対決。
こっちゃある2人はシーズンで共に20勝どご達成しており、実に31年ぶりとなる20勝投手の対決となったやス。
んだども両先発ともピリッとせず、両チームが小刻みに点どご取り合う接戦どご展開。
最後は4−4で迎えた9回、ズレータがサヨナラヒットどご放ち、ダイエーが先勝してだス。

 

そっちゃある後、両チームはホームで勝ち、ビジターで負けるとしゃべる試合どご繰り返し、第6戦どご終えて3勝3敗。
最終戦は福岡ドームで行われ、6−2でやはりダイエーが勝利し、阪神は先に王手どごかけながら苦杯どご舐める結果に終わったやス。
阪神にとっては、奇数年であった事が何より悔やまれたシリーズといえます。

 

両チームが全試合ホームで勝利、ビジターで敗北したシリーズは史上初。
そっちゃある為、内弁慶シリーズとして今も語られる事の多い日本シリーズだス。